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2021年03月号

いつもお世話になります。 3月半ば過ぎに降る雪を「雪の果(はて)」といいます。 別名、名残の雪、忘れ雪などと呼ばれる降りじまいの雪のことです。 溶けかけのシャーベットのようなみぞれまじりの雪は、降るそばからはかなく消え去り、それと共に冬の余韻も幕を引いて春へとバトンを渡します。 色々ありますが元気に新年度を迎えましょう。

【税務署はタンス預金をお見通し?】
個人的な財産について、税務署はどの程度まで把握しているのだろうか。 このような疑問を抱いたことはありませんか?不動産や預金、株などは法務局や銀行、証券会社に問い合わせれば容易に把握できますが、タンスの中の現金までは分からないだろうと思っている人は多いのではないでしょうか。 ところが、これがそうでもないのです。 国税庁では適正かつ公平な税金の負担や、その徴収の実現のために申告書の収受や処理、納税者の管理、調査・指導、資料情報の収集や管理、税務に関する相談などといった一連の業務について「国税総合管理(KSK)システム」を使っています。 これは全国の国税局と税務署をネットワークで結び、情報を一元的に管理するシステムです。 私たちの収入や財産は、給与の源泉徴収票や毎年の確定申告により把握されているのです。 例えば、ある家族に相続が発生した場合、被相続人(亡くなった人)の生前の収入からすると2億円ほどの財産があってしかるべきだとKSKシステムが予想したのに対し、申告書には1億円と記載されていたとします。 被相続人が生前に使ってしまったのか、またはタンス預金などで1億円ほど隠し持っているのか。 それを確かめるために税務調査官が出向いて真実を追求する流れとなります。 悪いことはできない仕組みになっているようですね。
今月の教えてキーワード:【ソサエティー5.0】
仮想空間と現実空間を融合し経済発展と社会的課題の解決を両立する新しい未来社会を指す。 内閣府が定義した「第5期科学技術基本計画」に重要な基本指針として掲げられ、狩猟社会(1.0)農耕社会(2.0)工業社会(3.0)情報社会(4.0)に続く5番目の変革として位置づけられた。 進化した技術を共有・連携・一元化することにより、少子高齢化や過疎化、貧富の格差などの課題の克服と暮らしやすい社会の実現が期待されている。
今月の商売のヒント:【過去に学び、自然に学び、人に学ぶ】
10年前の2011年は「水」の年だといわれました。 世界各地で水害が相次ぎ、日本では甚大な震災による大津波が、尊い命や人々の生活や大事な思い出を奪っていきました。 水にまつわる悲しい出来事が多かった一方、夢のある「水」の話題もありました。 アメリカ航空宇宙局(NASA)によれば、太陽系以外で約1200個の惑星候補が発見され、そのうち54個には生命に欠かせない水が存在する可能性があるとのことでした。 水と空気のある地球は「奇跡の星」と呼ばれますが、奇跡の星がほかにもあるかもしれないと話題になった記憶があります。 命を育む一方で命を奪っていく水。 水に感謝しても、水を恨んでも、水はただ水としてそこにあるだけです。 それが現実というものであり、あるがままの現実を受け入れることで私たちは自然と共生していけるのでしょう。 「ゆく河の流れは絶えずして、しかももとの水にあらず」。 川の水は絶えることがなく、しかも決して同じ水ではないという『方丈記』の冒頭の一節は、常に遷(うつ)り変わっていくこの世のはかなさを説いています。 すべてのものは刻一刻と変化して、世の中は思い通りにいきません。 それを重々承知の上でも、こんなはずではなかったと嘆きたくなることもあります。 頭で分かっていても心がついていかない。 その時間のどれほど苦しいことでしょう。 その苦しみから自分を解放するには現実を受け入れるしかありません。 1994年に起こった松本サリン事件で一時、犯人扱いされた河野義行さんを覚えているでしょうか。 本人は犯人と疑われ、奥さまはサリン被害で意識が戻らず、長い療養生活の末に亡くなられました。 それでも河野さんは言います。 「現実は現実。 与えられた人生を恨みの感情で生きるのは損。 与えられた現実の中で最大限に生きる」。 どうにもならない現実を肯定する勇気が私たちに気づきや想像力を与えてくれます。 頑張っているのに何も変わらないと思うのは、ゆく河が止まって見えるのと同じこと。 行動していれば物事は確実に進んでいきます。 歩みを止めずに共に行きましょう。
A型
意欲も気力も十分な今月はチャンスも多く、色々なことに挑戦できるようです。 家族に目を向けるとさらに吉!
B型
心身の疲れを癒してリフレッシュするのに良い運勢。 近くの旅行などでストレス解消をはかるとよいでしょう。
O型
大きな変化を感じる運勢。 コミュニケーション力もUPするので誠実さをアピールすれば協力者を得られます。
AB型
物事に好転の兆しが見える運勢のようです。 足元を固めながら進むことで発展への糸口が見つけられそうです!
もうすぐ「お花見」の季節ですね。 「昨年もガマンしたのに今年も難しいかな・・・」と悩んでいる方も少なくないかもしれません。 でも、あきらめないでください!ステイホームの救世主といえばインターネットの活用ということで「オンライン花見」はいかがでしょうか。 「オンライン花見」で検索してみると、全国の桜の名所が美しい写真を掲載しているのみならず、ライブ配信を実施しているところもあるようです。 中には海外のお花見スポットの中継もあるとか。 オンライン飲み会と組み合わせれば、気分も盛り上がりそうですね。 そうはいっても「桜はディスプレイなどを介さず楽しみたい!」そんな方には生花の宅配サービスがおすすめです。 町の生花店やネットショップにお願いすれば、ちょうど見ごろの桜を届けてもらえるのだとか。 贈り物にしても喜ばれそうですね。 自宅に居ながら日本・世界各地の桜を愛でられる、そんな新しい「お花見」で春を迎えてみませんか。
【デジタルがあふれるとアナログが欲しくなる】
昭和レトロがじわりとブームです。 ノスタルジーを感じる40代以上の世代はもとより、古くて新しい世界が10代や20代の若者をひきつけています。 ネット環境で育ったデジタルネーティブ世代には、現像が必要なフィルムカメラや手間のかかるカセットテープのアナログ感は新鮮です。 レトロな純喫茶や銭湯では、意外にも常連客との会話を積極的に楽しむ若者が急増しているとか。 最先端の無機質さとは対局にある、人間味あふれる温もりに癒しを感じているようです。
【限界を押し上げる】
1日に48キロの山道を歩く過酷な修行を千日間続ける「大峯千日回峰行」。 9年の歳月をかけて1999年に達成した僧侶の塩沼亮潤氏がNHKの特集番組で語った言葉です。 修行は限界を超えることではなく「限界ぎりぎりのところで押し上げていく」ことだと塩沼氏は言います。 そうすると「自分の限界点が少しずつ上にいく」のだそうです。 一般の仕事でも「もうちょっとがんばってみよう」という姿勢で取り組むことでスキルや経験が上がっていくとも話していました。 しかしがむしゃらに努力しても、続かなければ限界を押し上げることはできません。 日常生活では「もうちょっとがんばる」を継続することが大切なのではないでしょうか。 何歳からでも、少しの負荷をかけ続けることで変えられることはあります。 それは「自分の未来を変える努力」ともいえるでしょう。

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